恒例の大阪のフラメンコ教室でのYogaレッスンも今回で9回目。
たまにしか開催できなくて申し訳ないのですが、今年は秋に発表会を控えているのでちょっと厳しめに!
「意識する」ことにフォーカスしていただきました。
今回は様々なやり方で、「体幹強化!」というテーマで行いました。
目的はあくまで踊りの質を上げること。
フラメンコはとっても情熱的で表現力豊かでないと見栄えがしないので、先生と入念に打ち合わせをし、いかにそのパフォーマンスを上げるかという観点でレッスンを組み立てています。
ヨガのテクニックは、全てのスポーツやダンスの基礎練習に使えるので、役立てていただけると嬉しいです。
片足でのバランスポーズ、丹田力を鍛えるバッタのポーズ、椅子のポーズ、腹筋&スクワットなど…。
沖ヨガでも必ず筋トレが入るので、今回も積極的に取り入れました。
気づいたことは、腹筋が弱い人が多い!
腹筋などの体幹筋が弱いと、踊りが安定しません。
ですから、常に体幹筋のどこかが筋肉痛になるくらい鍛えてくださいね!
「早いステップのときは上半身と下半身が分離してしまい、足は足だけ、腕は腕だけで動かすのでなんだかぎこちない」
「遅いステップのときも重心の移動ができていないので、分離しているように見えてしまう」
というフラメンコの先生からの課題も引き続きいただいてましたので、今回もまた「腰を入れる」ことも重点的に。
腰が抜けちゃう人が多かったので、かなり意識してもらいました。
このことは、日常生活において常に気を付けていると、自然に身につきます。
例えば電車に乗るとき、肛門を軽く締め、つり革を使わずに立つことでも訓練できます。
歩くとき、階段の上り下りなどでも、腰から重心を移動することを意識するだけでも変わってきます。
細かなことの積み重ねで感覚が身につき、自然に体幹が鍛えられ、小手先の腕の表現でなく安定してダイナミックな表現ができるようになるのでしょう。
2年前の、台風で荒れた発表会のときから、どのように皆さんの踊りが進化したか、11月が楽しみです♪