冬は、お腹が空く。
朝起きて、体が熱を欲するのか。
温かいスープを飲むと気分もほっこり、体もぽかぽか。
とっても美味しく感じる。
それには理由がある。
アーユルヴェーダや東洋医学では、陰陽という概念を用います。
「塩気」が体を締め、温めるのです。
ですから、冬の寒い朝に温かいスープが美味しいと感じるのです。
逆に暑い夏は、私はヴィシソワーズやトマトの冷製スープを飲んだりします。
朝食に塩気の入ったスープ、卵スープでもわかめスープでもみそ汁でも、何でもいいので朝食に取るといいでしょう。
食欲があまりない人は、梅干もオススメです。ペースト状にした梅干と醤油に番茶を注いだ梅生番茶もいいですね。
生姜やとろろ昆布などを加えると飲みやすくなります。
朝食にパンとコーヒーだけとか、フルーツだけとか、シリアルやグラノーラと牛乳だけとか、スムージーだけという人は、体が緩んで冷えやすいので注意してください。
夏ならばいいのですが。私の朝食も夏はそんな感じです。
それでもフルーツやジュースなどを取りたい方は、なるべく旬のものを取るようにしてください。
スムージーならホットで。なるべく冬が旬の葉物や、根菜類、ドライフルーツなどを入れるといいでしょう。
現代は季節を問わず、熱帯産や夏が旬の食べ物を手に入れることができますが、体を冷やすものが多いので、冬はなるべく嗜好品程度にとどめておいた方がよさそうです。
ちなみに体を温めるといわれている「生姜」」ですが、生の生姜は体を冷やします。
体を温めるショウガオールという成分は、加熱する必要があるのです。
スープを作るとき、一緒に入れちゃいましょう!
私は味噌汁にも入れますが、とーっても温まりますよ♪