深い腹式呼吸ができると、心身ともに健康になっていきます。
ラジオ体操では最初と最後に「深呼吸」が入りますよね?
また、「長息」は「長生き」とも言われます。
しかし、現代の生活で私たちは、悪い姿勢や精神的なストレスのせいで、どうしても浅い呼吸になってしまいがちです。
赤ちゃんのときは無意識にしていた腹式呼吸が、意識しないと、そして少し練習しないとできないかもしれません。
ヨガのレッスンの中では、まず呼吸を意識して行うようにしています。
深い腹式呼吸により、横隔膜が上下に大きく動き、内臓が大きく動きます。
内臓が活発に動き出すと代謝も上がり、冷えの改善や太りにくい体作りにもつながります。
細胞、神経やホルモンの主な栄養源は酸素ですし、酸素が不足していると、十分に栄養のある食事を採ってもあまり吸収されません。
特に脳細胞は多くの酸素を必要とします。
また、吐くことによって老廃物が排出されますし、汗をかいて皮膚呼吸を促すことも大事です。
日常生活において、緊張したり力んだりすることがあると思いますが、そういったときの呼吸と全く逆の呼吸を取り入れると、精神的にも肉体的にもリラックスでき、バランスが取れてきます。
この深い腹式呼吸、私は意識して行うようにしています。
ちょっと焦ったり、イライラしたり、不安になったりすると、すぐに呼吸が浅くなるのに気づきます。
あと、パソコンやスマホをいじっているときもそうなんです!
そんなとき、深い腹式呼吸をしてみると、落ち着いてきて、冷静な判断が取れるようになります。
電車に乗っているときや、ちょっとした時間が取れるときにも意識して行っています。
意識しないと、意外とできないんですよね。
呼吸を整えると、細かいことをあまり気にしなくなり、おおらかな気持ちになり、前向きな考え方ができるようになると、私は実感しています。
瞑想をするときも、まず呼吸に意識を向けます。そうすると集中できます。
ダイエットや体脂肪減少プログラムに参加している人のほとんどが、呼吸が浅いです。
とても!
呼吸を改善するだけで、ガラッと変わりますよ。
『にじのわ』では体質改善や慢性病にも効果がある呼吸法などの指導もしております。
レッスン中もうるさいくらいに「お腹で吐き切って~」と言ってますが、習慣づいて意識しなくてもできるようにするためなんです。
でもやっぱり、森や山、海など、自然の中で思いっきり深呼吸するのが一番おススメです♪