「丹田(たんでん)」に力をこめるには? ちょっとしたコツで心身ともに力強く!

2019/02/20

丹田(たんでんという言葉、聞いたことありますか?

 

武道をやったことのある方はおそらく知っているでしょう。

 

いわゆる下っ腹、肚(はら)のことです。

 

ヨガでも武道でも、この丹田を意識することがとても大切です。

 

位置で言うと、へそと肛門と腰椎3番を結んだ中心点です。

 

といってもよくわからないので、帯や褌を締める位置というとわかりやすいかな?




 


 




 

丹田に力がこもっている状態では、頭も体も最も自然に働いています。

 

頭を使う機会が多い現代人は、どうしても重心が上がってしまい、呼吸も浅くなって精神的にも不安定になりがちです。

 

丹田に力をこめれば、上半身の力が抜け重心が下がって安定し、呼吸も深くなり心も落ち着いてきます。

 

体に負担が最も少ないので、歪みも出にくく、疲れもたまりにくくなります。

 

ホルモンバランスが整い、自律神経のバランスが整ってくるので、肉体的にも精神的にも安定してくるのです。

 

最も基本的な状態、ともいえるでしょうか。




 





 

丹田に力をこめるには、立って

 

1.足の親指側、脚の内側に力を入れる

 

2.肛門を締める

 

3.顎を軽く引き、背筋を伸ばして胸を張り、肘を閉め、手指の小指側に力を入れる

 

いわゆる「腰を入れる」という状態です。これと逆が「腰抜け」です。

 

ヨガのアサナをとるときはもちろん、常日頃から意識しておくと、冷静な判断ができ、自然に動くことができるのです。