どこでやってるんだ!?というツッコミはさておいて…、
結跏趺坐(けっかふざ)、lotus-position、座禅を組むときの姿勢です。
瞑想をするときは、なるべくこの座り方でやるのがいいです。
なぜなら、最も体に負担がなく、長時間集中していられるからです。
できないうちは、キツイです、もちろん。
でも、段階的に練習していけばいいのです。できるようになると、本当に楽で気持ちいいですよ。
結跏趺坐で座ると、自然に腰が入り、背筋が伸びます。これが気持ちいい!
上半身の力が抜け、自然に丹田に力がこもり、呼吸も深くなってきます。
きつい人は、腰周り、お尻、仙腸関節、股関節、鼠径部、足をよくほぐしておきましょう。
上半身の力がうまく抜けない人は、肩周りや首などもほぐしましょう!
両足の裏をくっつけるバタフライのポーズでゆるめるのもいいですね。
腰が抜けている人は、座布に半分だけ座ると楽です。決して無理はしないこと。
最初のうちは、半跏趺坐で構いません。
それもキツかったら、踵を重ねわせるだけでもいいですし、それでも無理なら会陰部に踵をくっつけるだけでもいいです。両踵と会陰部ができるだけ一直線になるようにしましょう。
瞑想をするときには目を閉じ、手は印を結びます。
現代の日本の生活では、椅子やソファに座ることも多いと思います。
どうしても背もたれを利用すると、背中が曲がってしまい呼吸が浅くなってしまうので、肩こりや腰痛、様々な病気の原因にもなります。
ヨガの指導をしていると、腰が抜けている人が本当に多いことに気づきます。
できれば毎日このロータスポーズをやって、背筋をすっと伸ばし、呼吸を整えるといいでしょう。
私は椅子やソファに座ると、背もたれを利用せずに背筋を伸ばしてしまいます。
その方が気持ちいいし、楽だからです。
デスクワークの方は特に、ご自分の環境を整えてお仕事をしてくださいね。
ちなみに私も使っているのですが、椅子の替わりに、バランスボールを使うと腰の負担が軽くなりますよ!